日本は成功しすぎたEUである(映画と思想のつれづれ)

明治の国会には藩の数ほどの通訳が当初いたそうです。律令制の昔から明治までの日本は連合国家みたいなもんだったんだなあ。

ビジネス戦略

MBA4.0

とある米国在住の大学教授から何年か前にボストンで聞いた話。そろそろ忘れそうなので、備忘禄的に書いてみる。 ハーバード大学のMBAコースでの教授間のイニシアチブの歴史というのを聞いた。雑談の中での一つのトピックだったのでどれくらい正確なのかはわ…

誠実性のパラドクス

組織での仕事には「誠実性のパラドクス」とでもいう現象があると思う。仕事のプレッシャーがあまりに大きいと、目の前の仕事に誠実になるあまり、状況が見えなくなって、目標にも会社にも顧客にも不誠実なアウトプットを生み出し続けることになる。現実逃避…

コンビニの棚もメディア

■チドウセツで産業構造は変化する最近、仕事で、チドウセツから世界が変わっていくんですよ、という話しをすると納得されることが多い。もちろん、ガリレオ・ガリレイの地動説になぞらえてはいるのだが、地球物理の話しではない。チドウセツは、知動設のこと…

イノベーションのジレンマと「HIAN(ハイアン)の罠」

今年もヒット商品番付が出そろいました。ところが世の中にはヒットする商品がある一方で、作り手の期待に反してヒットには至らない新製品も数多くあります。これらは「HIANの罠」にはまっていることが多いのです。今日はそういうお話しをします。 ■「H…

ポストグーグルゾンと「王妃の鏡のパラドックス」

■2008年はGooglezon誕生の年11月もあと残すところ一週間を切り、街も仕事もすっかり年末モードになってきました。来年は2008年。epic2014がGooglezon(グーグルゾン)の誕生を予言した年であります。epic2014とは(知らない人のためにいちおう書いておくと…

ネット時代の組織運用

興銀'だった銀行'に勤める友人に、企業は起業後に二段階に壁が来るという話を聞いたことがある。やり手の創業者のもとで起業してイケイケで事業を拡大してきた企業にとって、最初の壁は従業員が増えすぎて、フロアを二つにしたときに来るそうである。階をま…