日本は成功しすぎたEUである(映画と思想のつれづれ)

明治の国会には藩の数ほどの通訳が当初いたそうです。律令制の昔から明治までの日本は連合国家みたいなもんだったんだなあ。

2007-01-01から1年間の記事一覧

イノベーションのジレンマと「HIAN(ハイアン)の罠」

今年もヒット商品番付が出そろいました。ところが世の中にはヒットする商品がある一方で、作り手の期待に反してヒットには至らない新製品も数多くあります。これらは「HIANの罠」にはまっていることが多いのです。今日はそういうお話しをします。 ■「H…

ポストグーグルゾンと「王妃の鏡のパラドックス」

■2008年はGooglezon誕生の年11月もあと残すところ一週間を切り、街も仕事もすっかり年末モードになってきました。来年は2008年。epic2014がGooglezon(グーグルゾン)の誕生を予言した年であります。epic2014とは(知らない人のためにいちおう書いておくと…

『私が女になった日』は素晴らしいイラン映画だった

たまに、普段なじみのない国の映画を見るのが好きだ。 こうした国の映画というのは、画面やストーリー展開が予想できないので、自分がいかに普段囚われた思考に陥っているかに気づかせてくれる。普段使わない思考や感情が動かされ、とてもリフレッシュする。…

『ラオウ伝 激闘の章』は九鬼周造である

『北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章』を家内と見た。TVアニメ版北斗の拳とは違って大人の映画との評判である。実に「いき」な映画であった。真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝激闘の章