日本は成功しすぎたEUである(映画と思想のつれづれ)

明治の国会には藩の数ほどの通訳が当初いたそうです。律令制の昔から明治までの日本は連合国家みたいなもんだったんだなあ。

2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

メカジキのリスク表示はタバコの警告表示並みにして欲しい

■アメリカでは政府がメカジキの摂取について勧告を出している ファミレスで和食をたのもうとメニューを見たら、メカジキのソテーが目に入ったので注文してみた。料理が来るまでに時間が結構あったので、何となくメカジキってどこで捕れるんだろうと気になっ…

嫌いだった村上春樹を読んでいる

村上春樹のことはずっと、男が都合良く女とセックスする水戸黄門的マンネリ小説だと思って嫌っていた。本当の女を書けない小説なんてとね。でも最近、村上春樹を読んでいる。僕の読み方が変わったのだ。 その昔、立花隆が東スポの政治欄を高く評価していた。…

「世界の終わり」とホープ軒

外苑前に用事があり、歩いて千駄ヶ谷の駅まで行った。途中、ホープ軒の前を通り過ぎた。そういえば、村上春樹『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』では、闇の出口はこのあたりだった。さすが村上春樹は東京の土地の霊性をすごくよくわかってい…

誠実性のパラドクス

組織での仕事には「誠実性のパラドクス」とでもいう現象があると思う。仕事のプレッシャーがあまりに大きいと、目の前の仕事に誠実になるあまり、状況が見えなくなって、目標にも会社にも顧客にも不誠実なアウトプットを生み出し続けることになる。現実逃避…