日本は成功しすぎたEUである(映画と思想のつれづれ)

明治の国会には藩の数ほどの通訳が当初いたそうです。律令制の昔から明治までの日本は連合国家みたいなもんだったんだなあ。

『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』はポップコーンムービーの良作

アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』は公開当時映画館で観たのですが、最近Amazonでも配信が始まったので今頃レビューです。ネタバレ厳禁も納得のオチがすべての作品でしたので、以下もネタバレなしの感想です。


「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」日本版予告編

 

映画館では、作り手のキャラクター一人一人ヘのリスペクトが感じさせられるそれぞれの登場シーンに感涙寸前でした。

なんといっても、『アイアンマン』から始まったMCU(アース199999シリーズ)も本作で19作目。来年に公開される『アベンジャーズ4(仮題)』でいちおうの結末を迎えることが発表されていますし、本作は、終焉に向かうストーリーの始まりとあって期待感MAXで見始めたのですね。

シンプルなストーリーを長尺をものともせず最後まで飽きさせずに引っ張る力技はさすが。ファンは必見、そうでない人はどうせ観ないでしょという潔さで成り立つアメコミ版「一致団結箱弁当」に満足至極でした。

単体映画として、出来はどうなのよと言えば、まあ、それは『アベンジャーズ4(仮題)』とセットの作品だからと苦しい弁解をせざるを得ないのは事実ですが、それでもヒーローそろい踏みは絵になるし、グウィネス・パルトロウの復活も単純にうれしい。

MCUの他の作品でまま見られる世相の反映とかは全然無いところも潔く、『アベンジャーズ』シリーズとしてブレはありません。これまでのシリーズに気に入ったものがあった人なら満足すること請け合いです。たまには難しいコト抜きのポップコーンムービーもいいものですね。