ありがとう『今日の中吊り』
8月が終わり、いろいろな終わりがあった。ブログで書けないような終わりもあり、そうでない終わりもあり。今年の8月31日は、例年になく終わりを感じさせる日であった。
『岳』も最終刊が出たしね。最近漫画雑誌を買う習慣がなくなってしまったので(いい歳のおっさんだしね)、『岳』は毎回単行本が出るのを楽しみにしていた。なのに、最終刊だけ主人公の行動パターンが変わるというちょっとひどい終わり方をしてしまった。ゴルゴが利き腕をあずけるような握手したためにやられちゃっておしまい、みたいな。
- 作者: 石塚真一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/08/30
- メディア: コミック
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あと8月31日で終わってしまったものとして、『今日の中吊り』というiPhoneアプリ連動サービスがあります。その名もずばり、駅の中吊り広告をiPhoneで見ることのできるサービスでした(意外と目に付く交通広告)。
昨年に今の会社に出向して、JRもメトロも利用する機会がなくなってしまった私としては、駅の中吊りがiPhoneで読めるというのは、通勤の密かな楽しみだったわけです。んー残念。
私鉄で通勤するようになって初めて知ったのだけれど、いろいろな雑誌の中吊りが日々楽しめるのはJRかメトロの特権だったのですね。このあたりが、つまりユーザー層があるエリアに閉じられていることが、サービス終了の原因の一つにあったのかもしれませんね。
ありがとう『今日の中吊り』。そして、ありがとう8月31日でさよならになってしまったすべて。
■iPhoneアプリのアイコンはこんな感じ