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DCユニバースはちょっと…


クリストファー・ノーランって実はアメコミに向かないんじゃないか、と思っている。バットマン3部作は大ヒットしたのだけれど、二作目のダークナイトは、別にバットマンものでなくてもいいようなストーリーだし(CinemaScape/Comment: ダークナイト)、三作目のダークナイト ライジングは、奇矯なる者への愛に欠けた作品だと思う(http://cinema.intercritique.com/comment.cgi?u=3493&mid=23735)。


そのクリストファー・ノーランがスーパーマンの制作に携わるというニュース(指定されたページが見つかりません - MSN トピックス)を知って、ちょっと不安になっている。


アベンジャーズの成功に対抗して、DCユニバースの映画を作る布石になったらいやだなあという不安である。クリストファー・ノーランバットマン三部作の原案とも言われるアメコミ『ダークナイト・リターンズ』には、シニアになったバットマンとスーパーマンが出てくる話がある。シニアになったセリーナ・カイルまで登場する。


いや、単にアン・ハサウェイの演じた役をメリル・ストリープが演じる(コミックだとそんな感じなのだ)のは、プラダを着た悪魔ならぬキャットスーツを着た悪夢だなあ、と。個人的にはクリストファー・ノーランのリアルを理屈と捉えたアメコミはもういいかな、と思うわけです。ティム・バートン作品でメリル・ストリープがセリーナを演じて、ジャック・ニコルソンのジョーカーと競演っていうのなら全然アリだと思うんですけど。なんというか、クリストファー・ノーランは丁寧に人間を描いているようでいて、ジェンダーやエイジを越えて人間の魅力を表現できているのはティム・バートンのような気がするんだよね。フランク・ミラーよりアラン・ムーアの方が好き、というのと同じような趣味の問題ではあるのですが、ね。




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