教養

私には会うと必ずといっていいほど口論ないしは討論になってしまうほど、ほとんどのことについて意見の食い違う大学来のありがたい友人がいる。ありがたいというのは皮肉ではなく、主義信条は友情を左右しないということを教えてくれる文字通り有り難い存在…

ロングロウ

私が最も好きなお酒は、シングルモルトウイスキーのロングロウである。そのロングロウの10年と100プルーフが生産中止なのだそうだ。残念な限りである。 私は、シングルモルトの中でも、マッカランとかボウモアのようなほわっとした上品なものは好みでなく、…

花酒

お酒は結構好きな方である。ただ、弱い酒に弱いのである。サワーはまず飲まない。ワインも相当身体の調子がよいときしか飲めない。ビールで晩酌など考えたこともない。 では、何を飲むか。シングルモルトは結構好きだ。あまり量は飲めないが、純米酒はたまに…

大仏と原発

去年Facebookに書いたネタですが、Blogには書いていなかったのであらためて。 ■大仏と原発は似ている 原発54基。このうち大飯原発3号機が7月1日に再稼働した(送電開始は7月5日)。私は去年、「大仏」と「原発」は似ていると感じ、秋にその感覚を確かめに奈…

すぐにあの有名カフェで出てくるような美味しいスパゲティミートソースができる裏技

今日も、インチキ臭いタイトルで自信を持ってお薦めするお父さんの手料理コーナーをお届けします。^^;;「あのカフェ」というのは代官山あたりの、カフェなのに料理がめちゃくちゃ美味しい、でも値段も高めのあの店を想定しています。では、いってみよう。 ■…

『風邪の効用』野口晴哉

風邪を引いてしまったようだ。風邪といえば『風邪の効用』である。野口晴哉氏は最近はあまり話題に上ることのなくなった身体技法の達人の一人である。この本で野口晴哉氏は、風邪を身体の偏りを正す整体のようなもの、として積極的に評価している。万病のも…

ビーツを赤カブで代用させなくても美味いボルシチがすぐできちゃう裏技

ボルシチはうまい。でも家で作るには敷居が高い。ビーツが手に入らないからだ。でも、ビーフシチューをつくる要領で限りなく美味いボルシチっぽいシチューを作ることは可能だ。もちろんルーは使わない。赤カブさえ使わない。では4人前いってみよう。4人分…

レアもの自慢4:『KAMINOGE』東邦出版

■人生をサバイバルしている人を取り上げるプロの創るミニコミ誌 今回のレアもの自慢は雑誌『KAMINOGE』である。大きな本屋やamazonには売っているので、雑誌自体はマイナーではあるものの特にレアと言うほどのものではないのだが、創刊号から手元にあるので…

生涯最高に美味いソフトクリーム

■穫れたての旬の果物を使ったソフトクリーム 今日は暑かったのでソフトクリームを食べた。蜂蜜を使ったとても上品なソフトクリームだったが、食べているうちに去年食べた最高に美味いソフトクリームのことを思い出した。 そのソフトクリームはもちろんただの…

『年を重ねるのが楽しくなる!「スマート・エイジング」という生き方』扶桑社新書

■アンチエイジングの発想では未来がネガティブになる 一般に、加齢はネガティブな意味合いで語られる。できれば年は取りたくないものだ。こうした思いが、女性においてはアンチエイジングという若さを保つためのシニア向け化粧品や美容技術の市場を興隆させ…

レアもの自慢3:『Porgy & Bess』Oscar Peterson & Joe Pass

■オスカー・ピーターソンなのにピアノじゃない 夏である。サマータイムである。というわけで今日のレアもの自慢は『ポギーとベス』なんである(サマータイムは、もともとはガーシュウィンのオペラ『ポーギーとベス』の第一幕で歌われるアリアである)。なぜ…

オムレツをホテルのように作る裏技

ホテルの朝食に出てくるオムレツって幸せな気分になりますよね。反対に、家で作って失敗すると焦げて悲しくなってしまいます。材料なんて、卵と少量のミルクと塩と胡椒だけの簡単な料理なのに、どうしてもホテルのように作るのは難しい。 でも裏技があります…

日本最古で最高のフランスパン

■関口フランスパンが最高 僕はパン屋を開拓するのが好きで、おいしそうなパン屋を見かけるとついついパンを買ってしまう。そして唯一無比のパンに出会うのを至上の喜びにしている。表参道のデュヌ・ラルテのクロワッサンとか、メゾン・カイザーの食パン池袋…

レアもの自慢2:『Muti Conducts 1812, Bolero, Les Preludes』

■脈絡のないアルバムなのに素晴らしい ムーティー指揮による、ラヴェルのボレロとチャイコフスキーの序曲1812年とリストの前奏曲のカップリングアルバムである。この脈絡のない寄せ集めの(とあまりクラシック音楽に造詣の深くない私には思える)CDが、実…

レアもの自慢1:『アバ・パーテル』ヨハネ・パウロ2世

このCDは、1999年に来たるべき三千年期を記念して(祈念して)バチカンが発行したもので、先代のローマ法王ヨハネパウロ2世が各地のミサで行った祈りや語りや歌に、様々な音楽をコラージュした作品集で、ワールドミュージックというかアンビエントという…

プロテインをおいしく飲むひと工夫[その2]

前回は、ココア味のプロテインを驚きの美味さに変えるひと工夫をご紹介しましたが、今回はいちご味です。いちご味の工夫の方は、ココア味のように驚愕の美味さに変えるわけではありませんが、それでも劇的に美味くなると言えると思います。また毎回でも試せ…

プロテインをおいしく飲むひと工夫[その1]

去年職場を変わって以来、なかなかたっぷりと昼の食事が取れないために、体重がダダ落ちになってしまい、とうとうジムのS(頭文字です)トレーナーにプロテインを飲むよう言われてしまった。プロテインと言えば、学生のときに飲んで、そのあまりの不味さが…

式年遷宮と原発

原発を40年で廃炉にする方向で原子炉等規制法が改正される見込みだそうだ。原発の寿命を初めて法律で定めることになる。ただし、例外として、電力事業者から運転延長の申請があり、問題がないと判断された場合に限って運転を認めることになるという。これに…

メカジキのリスク表示はタバコの警告表示並みにして欲しい

■アメリカでは政府がメカジキの摂取について勧告を出している ファミレスで和食をたのもうとメニューを見たら、メカジキのソテーが目に入ったので注文してみた。料理が来るまでに時間が結構あったので、何となくメカジキってどこで捕れるんだろうと気になっ…

嫌いだった村上春樹を読んでいる

村上春樹のことはずっと、男が都合良く女とセックスする水戸黄門的マンネリ小説だと思って嫌っていた。本当の女を書けない小説なんてとね。でも最近、村上春樹を読んでいる。僕の読み方が変わったのだ。 その昔、立花隆が東スポの政治欄を高く評価していた。…

「世界の終わり」とホープ軒

外苑前に用事があり、歩いて千駄ヶ谷の駅まで行った。途中、ホープ軒の前を通り過ぎた。そういえば、村上春樹『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』では、闇の出口はこのあたりだった。さすが村上春樹は東京の土地の霊性をすごくよくわかってい…

誠実性のパラドクス

組織での仕事には「誠実性のパラドクス」とでもいう現象があると思う。仕事のプレッシャーがあまりに大きいと、目の前の仕事に誠実になるあまり、状況が見えなくなって、目標にも会社にも顧客にも不誠実なアウトプットを生み出し続けることになる。現実逃避…

映画『告白』について。

11ヶ月ほど前に、映画館で見た『告白』ですが、そのときcinemascapeに書いた感想を少々手直ししたのでBlogにも転載。グローバル化だなんてすでに半分死語だけど、一年前にはまだ有効なタームだったんだよね。ということでBlu-ray発売記念だん。 『告白』は『…

映画『ソーシャル・ネットワーク』と「帽子の法則」

ちょっと前に会社の同僚と映画『ソーシャル・ネットワーク』を見に行った。とても楽しんだけれど、映画全体の感想はいろいろなところでいろいろな人が書いているので(実は私もcinemascapeに書き込んでいる)、最も印象に残ったエピソードについて書く。 強…

帽子の法則

「帽子の法則」とは、次のようなものだ。 帽子の法則(第一の法則):人は、自然状態では、自分と同じ社会階層と認識している人に対してのみコミュニケーションを図ろうとする。 帽子の法則(第二の法則):人は、自分と同じ社会階層と認識している人のうち…

コンビニの棚もメディア

■チドウセツで産業構造は変化する最近、仕事で、チドウセツから世界が変わっていくんですよ、という話しをすると納得されることが多い。もちろん、ガリレオ・ガリレイの地動説になぞらえてはいるのだが、地球物理の話しではない。チドウセツは、知動設のこと…

たまにはNHK

「NHKスペシャル」を見てみた。twitterで番組の感想を募集と言うことだったので、いくつか投稿してみた。有名な論者の方にもリツィート頂いた。せっかくなので以下に再掲。 メディアを1インフラ(全国ネット、宅配制度、インターネット)2告知手段(番組欄…

『空気人形』

なんか無性に映画が見たくなって、先週の土曜日に用事の合間に時間を作って是枝監督の空気人形を見に行った。���}�T�a�ēŐV���@�f���w���C�l�`�x ��T�C�g cinemascapeにこんなようなの書いた。 「空気人形」は、大人のおもちゃの人形が心を持ってしまうとい…

『ガチ☆ボーイ』

先週末出社したので今日は代休。TSUTAYAでDVDを借りて見た。佐藤隆太の出世作である。結構ボロボロ泣いてしまった。ついついツァラトゥストラはかく語りきにでてくる綱渡師のエピソードなんかを思い出して、cinemascapeにこんなようなの書いた。 なぜこんな…

『崖の上のポニョ』

cinemascapeにこんなようなの書いた。 宮崎駿が観客にかけた魔法は、実は、ソースケが、父母をファーストネームで呼ぶその設定なのではないかと思っている。 以下、ネタバレあり。 ソースケは、母ちゃんをリサと呼び、父ちゃんをコーイチと呼ぶ。これは物議…